お子様にも好かれる百年の杜を目指して!
ご存知の通り、当店は3時からオープンしている。安心・安全な食べ物や飲み物にこだわっているということもあり、早い時間には子連れのお客様も来ていただけることがある。
工藤さん一家(写真)は、オープン当初からのご常連だ。娘さんの小春ちゃんは、最初はシャイだったが、いまはなんでも話してくれるようになった。昨日ご来店された時のお話しは面白かった。学校で久里浜の街についてテーマを絞って勉強する機会があったらしく、小春ちゃんは、なんと百年の杜を題材にしてくれたのだ。「他の友だちは公園とかばかりだったけど、百年の杜は私だけだったよ!」と。まあ、そりゃそうだよな、小学生の子どもが居酒屋を勉強の題材として取り上げたりしないよな・・・。でも本当に嬉しいことだ。
海・山・里からの恵を次の世代にも残して行くことが出来たら、なんていう思いを持っていながら、お酒をご提供する居酒屋なので、子どもとの接点がほとんどない。こうしてお子さんを連れてきてくれると本当に心が温まる。
しかし、その次世代に残す食を取り巻く環境は深刻な状況である。いま新聞やテレビ、お店のお客様同士の話題でも、「日本の農業は弱くない、輸入物が入ってきても私はちゃんとした日本産を選びますよ」なんてお話もあるが、選ぼうとしても選べない状況が作られていくことは目に見えている。例えば、当店のリンゴジュースやラ・フランスジュースは、山形県長井市から取り寄せている。でもそれは、自動販売機やコンビニでは買えない。企業の論理から言えば、そんな利益率の悪い物ではなく、外国からの安価な商品を出来るだけ安く販売することが出来れば、商品もたくさん売れ、利益も増え、企業は存続することができる、となるわけだ。
91年にオレンジ、92年にオレンジジュースの輸入が自由化されたときもそうだった。みかん農家は大打撃を受け、みかんの消費量も減少の一途をたどった。オレンジジュースを日常的に飲んでいる人はいるかもしれないが、みかんジュースを毎日のように飲んでいる人は、生活クラブの会員など、よっぽど意識の高い人だけだ。
百年の杜はそんな世の中に対するささやかな抵抗かもしれないが、今後も、儲かることばかりを考えた商品を売るのではなく、安心・安全な食べ物や飲み物をお客様に提供していきたい。あら、またちょっと真面目な話題になってしまった…。まあ、とにかくお子様にも好かれる百年の杜を目指して、今日も張り切っていこう!
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